地域の買い物や通院、観光地での移動を、ゆっくり走る電動車で支える取り組みに新たな公募が始まりました。環境省は2026年9月7日、令和8年度「グリーンスローモビリティ等導入促進事業」の二次公募を発表。募集は同日から10月16日(金)正午までです。

低速の電動車で地域の移動を支える

グリーンスローモビリティ(グリスロ)は、時速20キロ未満で公道を走行できる電動車を使った小規模な移動サービスと、その車両の総称です。国土交通省は、高齢化が進む地域の交通確保や観光での活用と、低炭素型の交通の普及を一緒に進める手段として紹介しています。

導入を考える際に役立つのが、国土交通省の手引きです。車両の特徴に加え、導入までの流れ、サービスを続けるための留意点、実証・導入事例をまとめています。地域ごとに異なる移動の困りごとを整理するための参考資料として使えます。国土交通省の解説・手引き案内

二次公募は10月16日正午が締め切り

今回の事業は、地域の交通課題への対応と脱炭素化を同時に進めるため、グリスロ等の車両導入を支援するものです。公募を実施するのは一般社団法人地域循環共生社会連携協会。環境省の「地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業」の一環として行われます。環境省の9月7日発表

協会の募集案内では、申請は10月16日12時必着とされ、期限までに必要書類がそろっていることが求められています。提出は原則として補助金の電子申請システム「Jグランツ」を利用し、利用できない場合は電子メールでの提出も受け付けると案内されています。

Jグランツで申請する代表申請者には、事前のGビズID取得が必要です。協会は取得に2週間程度かかると案内しているため、未取得の団体は準備期間も見込んでおく必要があります。申請条件や対象経費は、協会が公開する公募要領・交付規程で確認できます。執行団体の二次公募ページ

導入後の使われ方まで考える

本記事では、検討の出発点として「誰が、どこへ、何時ごろ移動するのか」を具体的にすることを提案します。たとえば買い物や通院の時間帯、既存のバス停とのつながりを整理すると、地域が必要とするサービスの姿が見えやすくなります。

運転を担う人、充電場所、維持費、利用者への案内も、日々の運行を考えるうえで確認したい点です。車両の導入と継続的な利用を一緒に検討することが、暮らしの足を育てる第一歩になるでしょう。具体的な運行方法や補助の可否は、地域の条件と最新の公募資料に沿って確認してください。

出典:環境省・地域循環共生社会連携協会(2026年9月7日発表)、国土交通省のグリーンスローモビリティ解説。情報確認日:2026年9月10日。

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