環境省は2026年9月11日、リチウムイオン電池による火災を防ぐため、10月から12月にかけて啓発キャンペーンを実施すると発表しました。11月は重点的に周知する月間と位置付けます。充電式の製品を使うときだけでなく、使い終えた後の出し方にも目を向ける取り組みです。

秋から年末にかけて啓発、Jリーグとも連携

関係省庁や自治体、事業者などと協力し、啓発資材の活用やイベントを通じて注意を呼びかけます。Jリーグの6クラブと連携したスタジアムでの啓発ブースや電池回収、シンポジウムも予定されています。

イベントの具体的な日程は今後公表される予定です。回収への参加を考える場合は、開催案内が出てから日時や対象品を確認しましょう。発表時点では、すべての会場で回収が始まっているわけではありません。環境省の発表(9月11日)で最新の案内を確認できます。

ごみに混ざった電池が、処理施設の火災に

製品評価技術基盤機構(NITE)は、電池を使った製品がごみ処理施設で破砕され、発火する事故の再現映像を公開しています。モバイルバッテリーやカメラの電池、加熱式たばこなどを誤った方法で捨てると、処理中につぶされ、火災につながるおそれがあると説明しています。

身近な小型製品でも、内部の電池を見落とさないことが大切です。NITEは、住んでいる自治体の指示に従って処分するよう呼びかけています。詳しくはNITEの注意喚起「ごみ処理施設での発火」を参照してください。

購入・使用・廃棄をひと続きで考える

NITEが7月15日に公表した資料では、事故防止のポイントを、製品選び、使い方、適切な廃棄と資源循環の三つに整理しています。購入前は販売元の連絡先やリコール情報を確認し、使用中は高温や強い衝撃を避け、異常があれば使用をやめることが基本です。

廃棄の際には、まず充電式電池を使っている製品かを確認し、メーカーの回収方法や自治体の分別案内を調べます。詳しいポイントはNITEの事故防止資料(7月15日)に掲載されています。

家庭で取り組むなら、使わなくなった充電式の小物を捨てる前に、製品名と回収先を確かめることから始められます。キャンペーンを、日頃のごみの出し方を見直す機会にしてはいかがでしょうか。

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